フルートと波動調整
昨日は楽団のリハでみっちり練習したので、今日はのんびり穏やかに過ごしています。
私は趣味でアマチュアのウインドオーケストラに所属しておりまして、楽器はフルートを担当しています。
今、フルートパートには12名の団員がいるのですが、同じ音を出す人は誰一人いません。
というのは、同じラの音を吹いていて
チューニングが合っていたとしても、音質が人それぞれ全く違うのです。
ピアノなどの鍵盤楽器やヴァイオリンなどの弦楽器にもその違いがあると感じますが、
管楽器、中でもフルートはそれがとてもわかりやすい楽器のような気がします。
(よくパート内でこの話題について触れるのですが、それは自分達が吹いている楽器だからなのか、それともやはりフルートという楽器が音質の違いをよく表す楽器なのかはやや謎です…笑)
私は学生時代に初めてフルートを吹いてからしばらく封印していました。
(というより忘れていた、というほうが近い
のですが引っ越しの度にちゃんと私と共に移動し続けてきました。)
3年前のある時、いつも乗るバスで隣に座ったおじいちゃんに突然話しかけられ、おじいちゃんは自分が80歳になったこと、カンツォーネを始めてから知った歌うことの楽しさなどを話し始めました。
私はわりと人見知りなので、突然話しかけられるとびっくりするのですが、その時は不思議と話に引き込まれて聞いていました。
すると「あなたは音楽をやっていないのですか?」と聞かれ、フルートをやっていたと話したら猛烈に再開することを勧められました。
それ以来おじいちゃんには会っていませんが、その1週間後から私は重い腰を上げて、フルートを再開するというチャレンジをすべく楽団を探し始めたのです。
それから3年。
フルートの音色があまりに好きで、一人で練習すると2、3時間平気で没頭して肉体的にはよろよろするのですが、吹く楽しさと共に自分が癒やされていることに気づきました。
気分が落ちていたり、肉体的に疲れている時はフルートの音色が明らかに変わるので、自分の波動をチェックするバロメーターとしても役に立ってくれています。
昨日のリハでは、最初こそ緊張していましたが徐々に自分が出したい音に集中することにしました。
結果、パート内の人からも「PeanutButterさんの音で癒された〜」と言ってもらえて本当に嬉しかったです。これこそ、私がフルートを始めてずっと目指していた音だったからです。
音もまた、もっともわかりやすい波動の表れの
一つです。
高い波動でもたらされる音は、その場にいる人の波動を上げる最も簡単で即効性のある方法だといえます。
音を使ってその場にいる人の波動を上げるには、当然それを奏でる人の波動が高くあり続ける必要があります。
波動を整えていて難しいと感じるのは、常に波グラフのように人の波動は一定ではないので、下がった時の上げ方を自分で把握していること、さらに上げ続けるにはどうすればいいかを見つけ出すことのように思います。
とはいえ、あまり難しく考える必要もないとは思っていまして、私の場合はフルートが私の良き波動調整係の役目を果たしてくれています。
今回ソリストを担当する楽曲はもともとオーケストラの曲なので、普段の曲とはまた違う取り組み方が必要だったりしますが、本番ではホール全体に癒しが起こるような、そんな音づくりができたらいいなと思います。
それではまたー!